.Net Framework 3.5 SP1をインストーラに含める場合のエラーの対処法

.Net Framework 3.5 SP1(以下.Net3.5SP1)をセットアッププロジェクトのプロパティで必須コンポーネントとして「アプリケーションと同じ場所から必須コンポーネントをダウンロードする」設定するとコンパイル時にエラーが出ます。

警告: 項目 'Windows インストーラ 3.1' は '.NET Framework 3.5 SP1' で必要ですが、含まれていませんでした。
エラー: 必須コンポーネントのインストール場所が、'コンポーネントの開発元の Web サイト' に設定されていません。項目 '.NET Framework 3.5 SP1' のファイル 'DotNetFX35SP1\dotNetFX20\aspnet.msp' がディスクに見つかりません。詳細については、ヘルプを参照してください。

これはVisualStudio 2008 SP1の.Net3.5SP1 のブートストラッパー パッケージが、ウェブサイトを通してのみ利用できるという仕様のためらしいです。
この問題は http://download.microsoft.com/download/1/b/e/1be78474-c7f8-427a-8c6c-330e1c5db7d5/VS2008SP1Readme.htm にある内容に従って.NET3.5 用の Samesite オプションを有効にすることで回避できます。

ちょっと手間はかかりますが、インストーライメージを作るときにわざわざネットから取ってこなくて良くなるので便利です。
(客先でネットが使えないとかよくあるし…)